HDDの反乱

自宅のPCが大変なことになった。

以前から、何だかちょっと調子が悪かったのだ。あるアプリが急に不調になったりとか、DRMがきちんとアップグレードできなくなったりとか。
で、Windowsの再インストールなんかを考えたのが発端。

最初にしたのはwindowsの上書き再インストール。
まあ、上書き再インストールなんてのは、今までも飽きるほどやってきたことだから、別に対して不安なんてないわけで、まあ、アプリケーションの何割かのレジストリ情報がなくなるから、まあ、そこら辺りは再インストールすればいいや、位の気持ちだったわけで。

で、上書きインストールして、いよいよwindowsのブート、という段になって、なにやら大変なことが起こった。ブート時にchkdskが立ち上がって、ディスクの修復を始めている。あれ?

ま、少々のディスク上の論理的不具合は別に珍しくもなんともない。あらら。そういや、幾つかのビデオクリップとか画像ファイルが読み出せなくなってたヤツがいたなぁ…。ま、仕方ないか、位に思っていた。

…終らない。待てど暮らせど終らない。いつまでもいつまでも修復は続く。
とはいっても、ここで野蛮なことをすればディスククラッシュを招きかねないわけで、仕方がないからひたすら待った。

ええっと。6時間ってナニさ、6時間って。
ともかく、ディスクの修復に6時間かけて、ようやくインストールが完了。chkdskが終ってリブートがかかって、いざ起動。

…。起動シーケンス中に赤いバッテンが出て、起動しないんですってば?

むー。なにやらファイルが足りないのだけれど、ごちゃごちゃいじるより、この状態だったら再インストールした方が早い。とりあえずセーフモードでは立ち上がるみたいだし。
ということで再びインストール。

今度は問題なく終了して(でも若干chkdskしてたけど)、やれやれと思っていた。しかし、往々にしてこういうケースではまだまだ悪いことが起きたりするもんだ。ということでDドライブにもwindowsをインストールした。これで最悪Cドライブが発狂してもDドライブから起動してデータをサルベージできる。

んで、Dドライブにwindowsをインストールして、それから再びCドライブのwindowsに対しての作業。マザーボードのドライバ入れて、LANドライバ入れて、ディスプレードライバ入れて、それからTVボードのドライバを入れた。順調順調。
と、ここで、キーボードが英語配列になってることに気付いた。そういえばこのキーボード、ドライバを入れないと日本語配列にならないんだったっけ?

で、キーボードのドライバを入れた。リブートした。くたばった。

あー。えーっと。あはは。

その後、インストール作業は熾烈を極めた。上と同じように、インストール作業がほぼ完了するとディスクがクラッシュする。
それどころか…。

遂にDドライブまでご昇天。
あはははは。キレた。

ということで、10日に新しいHDDを購入して付け替えた。再インストール作業はもちろん快適に完了した。
後、同じHDDに入っていたEドライブは辛うじてデータの読み出しが可能だったので、必要な全てのデータを吸い出した。

…で、気がついた。壊れたはずのこのHDD。やけに安定してデータがすい出せたりするのはナゼ?

ちなみに、ケースのHDDクーリング用のファンのフィルターが完全に目詰まりしていて、全く空気を導入していなかったのは秘密。

2007年 2月 11日 | Posted in PC
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