四方山歳時記

札幌の厚別区に青少年科学館がある。
で、一家でちらりとお出かけしてみた。札幌の青少年科学館といえば去年、プラネタリウムが新装オープンしたばかりだ。んで、オープンしたばかりの時期に一度行こうと思っていたのだが、とりあえずびっしり混んでいてプラネタリウムには入れそうもなかったので断念した。

んで今日。
まあ、暦の上では平日とはいえ、そこはそれＧＷ。多分プラネタリウムも混んでいるのだろうなぁとか思っていたのだが…。
ええっと、これで採算取れるのかしら…。
がらがらでした（苦笑）。

プラネタリウム自体はさすがに新しい機械のためか、物凄くシャープな映像で、本当に夜空を見上げているような感じというか、札幌の夜空って空が明るいからね、プラネタリウムのような、本当に真っ暗な空なんて見られないのだけど、ともかくなかなか良い感じだった。

で、この空、どこかで見たことが…とか思っていたら思い出した。
今を去ること２０と数年前、僕は釧路の外れの学校に通っていた。通っていたというか寮暮らしをしていたのだけれど、そこから見た夜空だ。生まれも育ちも札幌の僕にとって、見上げた空に天の川がはっきり見えるなんて経験をしたことはそれまでなくって、初めて目の当たりにした真っ暗な空と、星座もなかなか確認できないくらいの圧倒的な量の星と、淡く浮かび上がる天の川。夜空ってこんなに奇麗だったんだって感動したことを思い出した。

で、その感動を引きずったまま就職して、半年も経たないうちに150mmの反射望遠鏡を買った。んで、夜空を見た。
でも思ったほど星は見えなかった。就職地は東京だった。
我ながら計画性ないねぇ…。